首都高メンテナンス西東京株式会社

業務内容business

維持修繕業務

高速道路を中心とした道路構造物のメンテナンス全般を行います。
担当路線の特徴は、①古い路線が多い、②路肩が狭く、線形が悪い、③トンネルが多いなど厳しい施工条件下での工事が主となります。
安全な工事を行うために、綿密な工事計画、設計、監督のほか、路線を熟知した上での保安規制計画、他社工事との調整や規制設置も重要な業務です。

伸縮継手①

伸縮継手(しんしゅくつぎて)とは、橋梁同士を接続し、温度変化による橋梁の伸縮、たわみ、変形などを吸収するための部材をいいます。通称ジョイントと呼ばれ、新たな伸縮継手を取替えたり、段差解消による補修を行います。

伸縮継手②

伸縮継手のなかでも、走行性や静音性に優れるゴム製タイプもあります。現場状況に応じて適切なタイプの伸縮継手を使用します。

舗装

ポットホールと呼ばれる穴やコブ、ひび割れた道路の舗装を補修します。穴、コブの状態では舗装面を部分補修し、ひび割れ等損傷がひどい場合は広範囲で既設舗装の剥ぎ取り、新たな合材で打換えを行い即日復旧します。

ガードレール

ガードレールは、車両が走行車線から飛び出した際の重大事故を防止します。損傷したものは速やかに補修します。

高欄

高欄は経年劣化や車両接触により損傷することがあります。塗装によって高欄の補修と景観向上を図ります。

ネットフェンス

道路上から、高架下へ物が飛来落下することを防ぐためにネットフェンスを新たに設置したり取り替えたりしています。

遮音壁

車両走行音などを減衰させる効果があります。損傷した場合、速やかに補修します。

床板

繰返し荷重がかかることで、コンクリート床版の一部にき裂が発生することがあります。き裂の入った床版は一度壊して新しいコンクリート床版に打換えます。

鋼構造物

鋼製構造物も繰返し荷重がかかることで、様々な部位・部材でき裂が生じることがあります。写真の場合は、き裂の進展を止め、新たな鋼板で当て板して補強する工法です。

橋脚

鋼製橋脚には内部を点検するマンホールがあります。そのマンホール自体も鋼製であるため、軽量で取り扱いしやすいFRP製のものに交換する補修を行います。

排水管

雨水を処理する排水管やトンネル内部の漏水を処理する排水樋の補修を行います。滞水させるとスリップ事故の原因となるので計画的な補修が必要です。

緑地帯

殺風景になりやすい都市内高速道路の景観を向上させ、走行上支障とならないよう、植栽に合った適切な状態を維持管理しています。